行為に溶けるデザイン

今回はwebデザインとか全く関係ない、

でもちょっとしたデザインの話です。

 

ちょっと変わった形をしたスプーンのお話。


このスプーン、なんでこんな形をしていると思いますか?
くねくねと、まるで超能力者が曲げたかのようなデザイン。
面白いですよね!

これは DULTONという会社の
BENDING SPOONというスプーンです。
これをどう使うかというと。


こんな感じ。
カップにひっかけて使います。

ジャムなどをとった後にそのまま瓶やカップにひっかけておけるのです。

ちょっとした工夫なんだけど、こういうのあるとイイヨネーってなるのが
気に入って買ってきちゃいました。

こういう、ふとした時に便利なデザインを
デザインの輪郭 という本で読みました。
この本の中では 行為に溶けるデザイン とか without thought とか呼ばれています。

この行為に溶けるデザインっていうのは、例えばこのスプーンの場合、

スプーン置きとしての目的をこのスプーンの形で達したにもかかわらず、スプーン置きとなるような物体の存在はない、ということ。

デザインは存在し、目的も達しているけれど、物体は消える。

これを行為に溶けるデザインとしています。

 

スプーンを置く という日常で何も無意識のうちに(without thought)行っている行為を

デザインしちゃったのがこのスプーンです。

すごく小さなことだけど、ふわぁ〜っと感じる優しさのあるデザインだなーと思いました。

 

なので思わずスプーン買いました。

 

 

「デザインの輪郭」は工業デザイナーの方が書かれている本で、

デザインを小難しく語るのではなくて、ゆったりと会話するように読めるので面白く内容も興味深い本です。

興味がありましたら読んでみては!

 

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